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紅梅①弁少将

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源氏物語

 

43帖紅梅

 

匂宮15~21 薫14~20

夕霧40~46 女三の宮35~41

明石の君52~58 明石中宮32~38

 

紅梅関連系図

紅梅あらすじ

故致仕大臣(頭中将)の次男

弁少将(紅梅)は「按察大納言」になっていた。

前妻との間には大君と中の君がいる。

今の妻は、髭黒大臣

の娘で故蛍兵部卿宮の妻だった真木柱。

真木柱には宮の忘れ形見の宮の御方がいる。

成人した三人の姫君たちへの

求婚者は多いが、紅梅大君を

東宮妃とすべく【麗景殿】に参内させている。

今は、

中の君を匂宮に縁付けようと策を--。

 

 

 

 

亡き致仕大臣(頭中将)の次男で故柏木の弟、弁少将は地方行政の監視を執り行う《按察使大納言》である。

 

この按察使大納言は、通称《*紅梅大納言》と呼ばれていた。

 

*帖名『紅梅』の由来

 

先妻との間には、大君と中の君の二人の女子があるが、妻が亡くなったため再婚していた。

 

再婚相手は亡き黒髭大臣の娘、真木柱である。

 

真木柱は蛍兵部卿宮と結婚して娘、宮の御方みやのおんかたを儲けたものの蛍兵部卿宮とは死別していた。

 

その後、紅梅と結婚した真木柱は若君を生んで今に至る。

 

娘たちは次々に*裳着を済ませた。

 

裳着もぎ

平安時代、公家の女子が成人した印に初めて裳をつける儀式。

 

 

 

 

東宮(皇太子)にはすでに夕霧の長女が入内している。

 

東宮の寵愛を競うことになる厳しさと煩わしさが頭をよぎるが、「やはり宮仕えに出してこそ張り合いがある」と思い直して、紅梅は大君を東宮に入内させた。

 

紅梅は、さらに中の君を匂宮に嫁がせたいと考えている。

 

 

 

 

 

 

 

名作映画案内132

永遠の0

2013年公開

原作*百田尚樹の同名小説

監督*脚本*山崎貴

主演*岡田准一/宮部久蔵

三浦春馬/佐伯健太郎 吹石一恵/佐伯慶子

夏八木勲/賢一郎

司法試験に何度も失敗、生きる目標を失いかけた佐伯

姉の慶子は実の祖父と思っていた賢一郎とは血の

繋がりがなく、本当の祖父は太平洋戦争で特攻

より戦死した宮部久蔵であることを知る。

久蔵について調べた二人は

祖父が卓越したパイロットだったことを知る。

祖父がなぜ特攻に志願したのか。

戦友たちの証言から彼の実像が明らかに

なり戦後60年にわたり封印されてきた事実が--。

144分

 

 


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