源氏物語
41帖 幻
源氏52 夕霧31 明石の君43
明石中宮24 匂宮6 薫5
明石の君 明石の姫君 紫の上
風俗博物館
明石の姫君
の生母は明石の君だが、
将来娘を入内させたい源氏の計らい
で身分の高い紫の上の養女となり養育された。
明石の君は姫君(娘)の入内後に、
女房として仕える迄は側に行けなかった。
「私も、ずいぶん淡泊になったものだ」
源氏は思わず苦笑した。
「源氏の君は、お変わりになられた」
源氏が立ち去った後、明石の君は寂しい思いをしていた。
翌朝、源氏は昨夜の明石の君に思いを馳せて、
○ 泣くなくも 帰りにしかな かりの世は
いづくもつひの 常世ならぬに
昨夜は泣くなく帰りました。
仮の世はどこも永遠ではないので
五月雨の頃、夕霧がご機嫌伺いにやって来た。
源氏は、気が抜けたような表情で空を眺めている。
「紫の上の一周忌が近づいて参りました。
御法事は、どのようになさいますか」
名作映画案内124
原題*A Chorus Line コーラスライン
1985年公開
原作戯曲*マイケル・ベネット
監督*リチャード・アッテンボロ-
主演*マイケル・ダグラス/ザック
★
ブロードウェイの人気ディレクター・ザックはショーの
ため男女4人ずつのコーラス(その他大勢組)
を選ぼうとオーディションを行なうことに。
百数人の若者が応募し16人が残った。
ザックは彼らに様々な質問を浴びせ、
素顔を浮き彫りにしていく--。
113分
1975年4月15日からスタートし今も続演中の
マイケル・ベネット原案・振付・演出の舞台劇の映画化。