源氏物語
39帖夕霧
源氏50 紫の上42 落葉の宮(女二の宮)26
夕霧29 雲井の雁31 秋好中宮41 一条御息所47
朱雀院53 致仕大臣(頭中将)52
藤原道長
文学
好きの一条帝の足を清少納言
らのいる中宮・定子の《文化サロン》から
娘・彰子
の部屋に向けさせるため
和泉式部や赤染衛門らの歌人を招き、
紫式部
には『源氏物語』を書き進めるため
当時、高価だった「紙」などを提供した。
小少将、
「特に何か忌まわしいことがあったわけではございません」
一条御息所、
「何はともあれ、不用意に夕霧の君とお逢いになられたこと自体がまことに非常識なのです。
宮に何ら後ろめたいことがなくても、世間の噂にはたいてい尾ひれが付きます。
その結果、事実とはまったく異なる悪意に満ちた作り話になったり--。
いったん悪いウワサが世間に流布すれば、もう弁解のしようがありません。
この邸には、思慮の足りない幼稚な女房ばかりが仕えているようです」
一条御息所は物の怪に取り憑かれて気分が悪いうえに悩みごとが重なって気の毒なことである。
〈これからは、娘の女二の宮を皇女に相応しく遇しよう〉
そう思っていた矢先である。
世間の女並みに軽々しい浮き名が立つかと思うと、御息所は居たたまれない。
「わたしの気分が収まっている間に、女二の宮にこちらにお越しになるよう申し上げて下さい。
わたしの方からあちらに伺うべきですが、なにぶん身体が思うように動きません。
名作映画案内104
ALWAYS 三丁目の夕日'64
2005年公開
原作*西岸良平のコミック『三丁目の夕日』
監督*脚本*山崎貴
主演*吉岡秀隆/茶川竜之介
(駄菓子屋の店主、売れない小説家)
須賀健太/古行淳之介(少年、小説家志望)
堤真一/鈴木則文〈鈴木オ-ト〉
薬師丸ひろ子/鈴木トモエ(妻)
小雪/石崎ヒロミ 堀北真希/星野六子
★
昭和33年
建設中の東京タワー
を望む夕日町三丁目の自動車修理工場【鈴木オ-ト】に
集団就職で上京した六子が住み込むことになった。
【鈴木オ-ト】の向かいの【駄菓子屋】の店主も、
縁もゆかりもない淳之介を預かることに--。
132分