源氏物語
39帖夕霧
源氏50 紫の上42 落葉の宮(女二の宮)26
夕霧29 雲井の雁31 秋好中宮41 一条御息所47
朱雀院53 致仕大臣(頭中将)52
徳川美術館①
アクセス
なごや観光ルートバスメ―グル
市内をメグル観光バスが
便利ですが、他に
①JR名古屋駅から市バス 20分
【徳川園】新出来下車 徒歩3分
②JR大曽根南口から 徒歩10分
③名古屋ICから車 30分
落葉の宮(女二の宮)が夕霧に、
「しかし亡き夫(柏木)の心はもともと妹の女三の宮(源氏の妻)にありましたので、わたしにはとても冷淡でした。
しかもあろうことか、妹宮と通じて源氏の君の怒りを--。
もし真実が到仕大臣(柏木の父)のお耳に入れば、どうお思いになられるでしょう。
うわさが流布して妹宮が世間の謗りを受ければ、朱雀院(宮の父)を怒らせまた悲しませることでしょう」
珍しく長話をした落葉の宮は、ふと我に返って、夕霧を急き立てた。
「夜が明ける前に、お帰り下さい」
夕霧、
「実に、呆れたことをおっしゃる。
あちらこちらで恋人たちが別れを惜しんでいる夜明け前に、私がこちらの山荘を後にすれば、踏み分ける野路の朝露が誤解しましょう。
もしお言葉通りにして、宮が『うまく追い帰した』などとお考えになれば、いつか私は自制心を失って激情のままに不埒な振る舞いに及ぶかも知れません」
「衣服が朝露に濡れたまま【三条宮邸】に戻れば、雲井の雁(妻)が怪しむであろう」
そう考えた夕霧は、幼い頃から母親代わりであった花散里の所に行こうと【六条院】の《夏の御殿⦆に足を向けた。
名作映画案内98
原題*Giant ジャイアンツ
1956年
原作*エドナ・ファーバー
監督*ジョージ・スティーブンス
主演*ロック・ハドソン/ビック
*エリザベス・テーラ-/レズり一
ジェイムズ・ディーン/ジェット
★
1920年代、
東部バージニアの名家の次女レズリーはテキサスで牧場
を営むベネディクト家の青年ビックと恋に落ちて結婚。
牧場に嫁いだが気質や習慣の違いに苦労続き。
レズリー
に一目惚れしていたビックの助手で牧童のジェット
は石油を掘り当てて富豪になると牧場を去った。
201分
主演を務めた『エデンの東 1955年』と
『理由なき反抗 1955』に続く
準主演の『ジャイアンツ 1956』は
わずか24歳で亡くなったジェイムズ・ディーンの遺作。