源氏物語
37帖横笛
光源氏49 紫の上41 入道の宮23 夕霧28
明石女御21 雲井の雁30 落葉の宮25
薫1柏木*女三の宮 匂宮2今上帝*明石女御
夢枕に立った柏木が、「横笛は私の子孫に伝えてほしい」というので、夕霧が、「子孫って誰のこと?」と尋ねる。
しかし返事を聞く間もなく、怖い夢でも見たのか子供が泣き出したので目が覚めてしまった。
翌朝、夕霧は、「横笛は子孫に--」という柏木の言葉がひどく気になって、源氏に相談しようと【六条院】に出かけた。
『春の御殿』に入って先ず紫の上の部屋に顔を出すと、顔をパット輝かせた匂宮がヨチヨチ歩きでやって来た。
ひと通り挨拶を済ませると、匂宮を抱き上げて明石女御の部屋に向かうと源氏と薫がいた。
この時、夕霧は初めて薫を間近で見る。
「笑った顔が亡き柏木の君とそっくりだ。
最愛の息子の死に落胆しておられる致仕大臣が〈孫〉の存在をお知りになれば、どんなにか喜ばれることだろう。
何とかして知らせてやりたい。
だが出来ない、何しろ証拠がないのだ」
夕霧が、昨夜、落葉の宮と《想夫恋》を合奏したことを源氏に話すと、いきなり゛「未亡人相手にけっして早まったことをしてはならぬ」と正面から諭された。
名作映画案内76
桐島、部活やめるってよ
2012年公開
原作*朝井リョウの「同名小説」
監督*吉田大八
主演*神木隆之介/前田涼也
他に、橋本愛 東出昌大(映画デビュー)ら
★
田舎町の県立高校
映画部の前田はクラスの中で最下層
前田の監督した作品が
コンクールで表彰されても誰ひとり祝福しない。
しかし、
バレー部キャプテンの桐島が部活を辞めたことを
機にクラスや部活の人間関係が次第に変化。
それ迄の校内ヒエラルキーが崩壊して--。
103分
タイトルの桐島は登場しない。