源氏物語
35帖若菜下
源氏:41~47 紫の上33~39 女三宮15~21 夕霧20~26
明石の君:32~38 明石女御:13~19 柏木:25~31
髭黒左大将36~42 玉鬘27~33 冷泉帝23~29
紫式部像
紫式部公園
全国唯一の寝殿造庭園
十二単に身を包んだ金色に輝く紫式部が仰ぎ
見る日野山をバックに池や築山が配されている。
福井県越前市
紫式部は長徳2(996)年、
越前守に任じられた父藤原為時とともに
多感な青春時代の約1年半を武生の国府で過ごした。
柏木、
「もうよい。
過ぎたことは、もう言うまい。
ただ【六条院】に人目の少ない今、ぜひ女三の宮にお会いして私の気持ちを直にお伝えしたい。
その機会をぜひ、あなたに作ってほしいのだ。
けっして良からぬことを考えているのではない」
小侍従、
「源氏の君が紫の上の看病でお留守のときに女三の宮にお会いしたいとは一体これは何ごとでしょうか。
なんとも大それた恐ろしいことをお考えになるものです。
わたしは何のためにこちらに伺ったのでしょう」
柏木、
「そんな大袈裟なことを。
そうはいっても男女の縁とは不思議なもので、女御や后とさえ情を交わすことがないわけではない。
女三の宮は、朱雀院がおおぜいの皇子や皇女方の中でとりわけ可愛いがられておられる。
それなのに、【六条院】では格下のご夫人方に交じって同列に扱われておられるのだ。
情けなく思われることもきっとおありだろう。
あなたのように一概に決めつけて、ぶっきらぼうな物言いをするものではない」
ゴッドファーザー
PartⅠ1972 PartⅡ1974 PartⅢ1990年
ひと月ほど前に読んだ映画雑誌での
「世界名作映画ランキングtop10」において第2位。
毎年top3内なので特に言及するようなことではない。
それよりも
第1位「市民ケーン 1941」の主演と
第3位「第三の男 1949」の第三の男が
オーソン・ウェルズであることに今更ながら驚く。
しかも「市民ケーン」では監督も兼ねている。