源氏物語
第34帖若菜上
源氏:39~41 紫の上31~33 女三宮13~15 夕霧18~20
明石の君:30~32 明石女御:11~13 柏木:23~25
映画『源氏物語 千年の恋』
2001年
紫の上/常盤貴子 光源氏/天海祐希
「若菜上」帖以降、女三宮の
降嫁によって、紫の上が若紫のころから
頼り切ってきた源氏への信頼感が崩れてゆくが、
二人のあいだに波風が立つ分、、
物語における紫の上の存在感が大きくなる。
私に人の宿命など分かるはずもなく、13歳にはとても見えない幼くて無邪気な姫宮の行末について、何もかもが不安というか心配なのです。
親が自分の娘にふさわしいと選んだ相手と一緒になれば、たとえ、後年、夫婦仲が悪くなったとしても本人のせいではありません。
その伴侶と、時には波風の立つことがあるでしょうが、破綻することなく添い遂げてくれたら、親としてそれ以上の喜びはありません。
そうではなく、親の知らないところで勝手に男と逢い引きするなどということは許されるものではなく、軽率で非常に見苦しいものです。
そのことは、女にとってこの上ない生涯の恥辱であり、けっして拭い去ることの出来ない汚点となりましょう」
朱雀院は、寵愛している朧月夜がかつて源氏と密通していた事実を今も不快感とともに忘れられないのだろう。
朱雀院はひと呼吸おいて、
「女三宮が分別を弁えるようになるまで面倒をみようと長年待ちましたが、今の頼りなさそうな様子では、姫宮のことが気になって、長いあいだ抱きつづけてきた出家の本懐を遂げずに終わりそうです。
源氏の君は何もかも心得ておられるので心身ともに安定感があり、安心して女三宮を任せられるます。
女君たちの存在はそれほど気にかける必要はありますまい。
源氏の君のほかに、だれか姫宮の婿(後見人)として相応しい人物はいるのだろうか」
朱雀院は、婿候補として思いあたる人物たちの品定めをしてみた。
トキメキ・源氏絵巻 藤壺 ①
小島ゆかり・歌人/石田純一・タレント
あいみょん
欅坂46を脱退した平手友梨奈と
ルックスもパフォーマンスもどこか似ている。
ほどよい野性味と憑依型のパフォーマンスと。