源氏物語
52帖 蜻蛉
薫27 匂宮28 中の君27 浮舟22
紫式部像
『源氏物語』を執筆する紫式部.
石山寺【源氏の間】
左後ろは、娘の
賢子/大弐の三位
○有馬山 ゐなの笹原 風吹けば
いでそよ人を 忘れやはする
有馬山に近い猪名の笹原に風が吹くと
そよそよと音を立てるように
貴方のことを忘れることは決してありません
百人一首
石山寺には
『源氏物語』は石山寺で〈須磨〉と〈明石〉
から書き起こされたという伝説がある。
《山荘》の女房たちは世間体があるので、近くの寺から僧を招いてひっそりと葬儀を執り行った。
一方、母*女三宮の病気平癒のため近江の石山寺に籠っていた薫は、突然届いた浮舟の訃報に衝撃を受ける。
薫は系図上では
*女三宮と源氏の子だが、実は女三宮と柏木の不義の子。
あたかも
冷泉帝が系図上では藤壺宮と桐壺帝の子だが、
実は藤壺宮と源氏との不倫の子であるように。
因果応報
今すぐに宇治へ馬を飛ばしたいが、山籠りの日程が予め決められており今さら反故にするわけにはいかない。
ただ《山荘》の女房たちだけで既に葬儀を済ませたとの報告は、浮舟の後ろ盾を自認している薫には大いに不満であった。
それにしても、薫にとって宇治は不吉な場所である。
「もしかしたら宇治という土地のどこかに、鬼が棲みついているのだろうか。
かつて心から愛していた故・大君が彼の地で原因不明の謎の死を遂げられた。
『名作映画案内』はお休みします
東京キャラバン the 2nd
野田秀樹演出の文化サ-カス
主催
東京都:公益財団法人
東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京。
東京都:一般社団法人
緊急事態舞台芸術ネットワーク。
2月27日まで公開