源氏物語
48帖 早蕨
薫25 匂宮26 中の君25 夕霧51
車争い
『葵祭』の行列見物のとき
葵の上の従者たちと六条御息所の
従者たちが牛車を停める場所をめぐって争う。
しかし多勢に無勢、
御息所の牛車は葵の上の従者に退かされ破壊された。
後に、
六条御息所の生霊が葵の上をとり殺す要因となる。
９帖《葵》
乳母の弁の君は今さら晴れがましい都には戻りたくないようで、落飾して尼となり念仏三昧の日々という。
薫は、弁の君の清々しい尼姿を見て臍を噛んだ。
「大君も尼になっていれば、その功徳で寿命が延びていたのかもしれない」
翌日。
《山荘》は、匂宮が中の君を迎えに遣わした者たちで溢れていた。
待ちに待った都にいよいよ戻れると喜色満面で心躍る若い女房たち。
亡き父・八の宮と姉・大君との様々な思い出の残る《山荘》と別れなければならない悲痛な中の君。
それでも中の君は迎えの者たちに急き立てられて、子供の頃に都から宇治に来たとき以来の牛車（女房車）に乗り込んだ。
当時とは反対の方向に女房車が動き出す。
名作映画案内181
天国と地獄
1963年公開
原作*
エド・マクベインの小説『キングの身代金』
監督*黒澤明
主演*三船敏郎/権藤金吾
★
製靴会社の役員・権藤の息子と
間違えられ運転手の息子が誘拐された。
身代金は三千万円。
権藤は三千万円を犯人に渡して
運転手の子供を救出するが
犯人の真の目的は？
143分