源氏物語
47帖 総角
薫24 匂宮25 大君26 中の君23
夕霧50 明石中宮42
映画「新源氏物語」
1961年
市川雷蔵 若尾文子/紫の上
かなりの日数を経て、秋風が吹き始めたころ―。
匂宮を待ち侘びている中の君の気持ちを知ってか知らずか、薫が匂宮に宇治行きを誘った。
宇治の姉妹は二人の来訪をそれぞれの思いをもって迎え、久闊を叙した。
やっと匂宮に会えた中の君は、夢心地。
一方、宇治に残って亡き父・八の宮を弔って生きてゆくことに決めている大君は薫と一緒にはなれないので、対面せず屏風越しに話しを交わした。
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十月に入ると、薫は《紅葉狩り》を口実に再び匂宮を宇治に連れ出そうとした。
近しい者だけで楽しむつもりだったが、明石中宮の命で公卿らも加わった。
公卿
公は太政大臣、左大臣、右大臣、
卿は大・中納言、参議および三位以上の貴族
大勢で繰り出しては、同行者たちの目を盗んで姫君たちの【山荘】を訪ねることなどできない。
名作映画案内174
赤ひげ
1965年公開
原作*山本周五郎の小説『赤ひげ診療譚』
監督*黒澤明
主演*三船敏郎/新出去定(赤ひげ)
加山雄三/安本登
★
徳川吉宗が
享保の改革で設立した【小石川養生所】
貧しい病人たちと
彼らを治療する医師との交流を描く。
社会悪に対して
いつも怒っている赤ひげと
長崎帰りの若い蘭学医・保本との
姉弟関係を通して医師と貧しい人々の--。
185分