源氏物語
35帖若菜下
源氏41~47 紫の上33~39 女三宮15~21 夕霧20~26
明石の君32~38 柏木:25~31 明石女御13~19 冷泉帝23~29
藤壺中宮 桐壺帝
この時、藤壺中宮は源氏の子
(後の冷泉帝)を身籠っているそうです。
2008 たけふ菊人形展
紫式部の父藤原為時が「越前守」として赴任した
越前国の《国府》が福井県越前市の武生たけふにあった。
可哀そうとは思うものの、小侍従は情けなくて言葉もない。
源氏、
「これから女三の宮をどう扱えば良いものか。
具合が悪いというから戻ってきたが、このことだったのか。
まさか、柏木と密通していたとは。
不義を知りながら、今まで通り遇するわけにはいくまい」
一方、源氏には思い当ることがある。
昔から、モヤモヤとした気持ちが心の中のどこかにあった。
「亡き父(桐壺帝)は、私と藤壺宮の裏切りに気づいていながら素知らぬ振りをなさっていたのではあるまいか」
もし表沙汰にすれば、私と宮と子(後の冷泉帝)の三人は間違いなく破滅するだろう。
「そのことを慮って、亡くなるまで御自分の胸の内に仕舞い込まれていたのではないだろうか」
かつて、こんなことがあった。
いつか参内したとき、帝が赤ん坊を抱きながら私と藤壺宮におっしゃったのだ。
「この子は、幼いころの光とそっくりだ。
優れた者は、赤ん坊の頃からよく似るものらしい」
名作映画案内㉘
新聞記者
2019年公開
監督*藤井道人
W主演*シム・ウンギョン/吉岡エリカ (東都新聞記者)
*松坂桃李/杉原拓海 (エリート官僚)
★
吉岡エリカ役は日本人女優に引き受け手が
なかったから韓国女優にお願いしたそうです。
安倍前政権の《闇》が容易に浮かび上がるので
本人は演じたくても事務所が忖度したのでしょう。
☆
『医療系大学新設』に関する極秘情報が匿名
のFAXで吉岡エリカ記者あてに届いた。
吉岡は真相を突き止めるべく動く。
一方、
『内閣情報調査室』の官僚杉原拓海は政権に不都合
なニュースを排除する任務に疑問を覚えていた。
「国民に尽くす」ために官僚になったはずだ。
杉原は敬愛するかつての上司神崎と再会するが、
神崎は数日後ビルの屋上から投身自殺する。
神崎の自殺に疑問を抱いた吉岡は、
調査を進めているうちに杉原と遭遇した。
113分
新聞記者
今年、Netflixでシリーズドラマ化の予定。
監督*藤井道人 (映画と同じ)
主演*米倉涼子
他、未定?